RESEARCH

研究開発

先進技術で変化を創り出し、
社会の発展をリードする

クルマの電子制御化が加速する近年、車両に搭載される半導体の数は増え続け、求められる性能も高くなっています。
私たちは、次世代の車載半導体の開発で技術革新を起こし、未来のモビリティ社会実現の鍵となる「CASE」を推進します。

CASEとは

自動車産業の未来を象徴する、以下4つのキーワードの頭文字をとった造語です。

  • Connected

    コネクテッド

  • Autonomous

    自動運転

  • Shared & Services

    シェアリング&サービス

  • Electric

    電動化

3つの主要研究分野

高速で動くクルマが周辺環境を瞬時に認識し、次の行動を反射的に判断する。そして、効率的にクルマを動かすエネルギーの制御を行うなど、これからのモビリティ社会に大きく貢献する半導体の開発を行います。

センサ

光、電波、超音波等で、クルマの周囲の環境を認識

  • LiDAR
  • カメラ・レーダ・ソナー
  • センサ温度 / 圧力 / 角度

加速度・角加速度等を検出し、慣性航法を行う

  • IMU

SoC

インフラ・他車と通信を行う

  • TCU(総合通信機)

センサ情報を元に演算し、ブレーキやステア、エンジンを制御

  • 自動運転・総合ECUSoC / GPU / CPU
  • 制御ECUエンジンECU等

パワー半導体

モーターに供給する電力を制御

  • PCU

POWER SEMICONDUCTOR

パワー半導体

パワー半導体は電動車に不可欠なキーテクノロジー。私たちは、今あるシリコンパワー半導体の性能を大きく上回る、次世代および次々世代のSiC、Ga系のパワー半導体の開発を進めています。それにより、さらなる「燃費の向上」や「部品の小型化」を実現し、電動車の普及に貢献します。

電動車の電力を制御するパワー半導体

 パワー半導体 パワーモジュール パワーコントロールユニット(PCU)  パワー半導体 パワーモジュール パワーコントロールユニット(PCU)

パワー半導体開発のねらい

燃費向上

PCUの小型化

SENSOR

センサ

「自動運転」には、障害物や道路形状などの周辺環境を「広範囲」かつ「高精度」に認識することが必要不可欠。私たちはこれを実現するため、クルマ軸と部品軸の両輪でセンサ技術を進化させ、未来を切り開いていきます。

LiDAR技術

開発したSPAD受光素子により物体からのレーザ反射光を高精細に検出し、空間分解能の高い距離情報を得ると共に、カメラのように背景光も取得することができ、環境認識の高性能化に貢献します。

※これは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託および助成業務の成果を(一部)活用しています。

SYSTEM ON CHIP

SoC

クルマにはより高度な電子システムが搭載されるようになり、これらを統制する基幹部品として「SoC」が注目されています。私たちは、より豊かな社会を実現するための車載SoCの研究開発を推進します。

SoCイメージ図

次世代の明るいモビリティ社会に向け、各所と連携して半導体開発を推進

次世代の車載半導体を早期に開発するためには、自動車メーカやモビリティサービス事業者(サービサー)、スタートアップ企業、半導体関連企業、大学・研究機関とのより強固な連携が重要だと考えています。
ミライズ テクノロジーズはこの連携の中心を担い、グローバルなステークホルダーとの直接的なコラボレーションによって、CASEの発展に貢献していきます。

半導体技術者も積極的に採用しています。詳しくは、ページ下部に記載の各採用サイトよりご確認ください。

公的研究費の管理体制についてはこちらをご確認ください。