研究開発
3つの主要研究分野
高速で動くクルマが周辺環境を瞬時に認識し、次の行動を反射的に判断する。
そして、効率的にクルマを動かすエネルギーの制御を行うなど、これからのモビリティ社会に大きく貢献する半導体の研究開発を行います。
POWER ELECTRONICS
パワーエレクトロニクス
電動車の電力を制御するパワーエレクトロニクス


SiCウェハ

SiCウエハの安定供給と製造プロセスの低炭素化に向けて、従来よりも高速な結晶成長を可能とするガス成長法という研究を進めています。
SiCパワーデバイス

更なる将来モビリティの進化に対応すべく、SiCデバイスの進化を追い求めています。
Ga系パワーデバイス

SiCより更に高性能が期待できるGa系デバイス(GaN、Ga2O3)の研究を進めています。
ダイヤモンドパワーデバイス

究極のモビリティ実現に向けて、半導体史上最も高い性能が期待できるダイヤモンドデバイスの研究に挑戦しています。
写真提供:Orbray株式会社様
パワーモジュール・回路

モビリティの厳しい使用環境でもパワーデバイスの性能を十分に引き出すため、高性能な小型パワーモジュールの実現を目指しています。
システム

パワーデバイスの性能を十分に引き出し、モビリティにとって最適なシステムの研究開発を進めています。
SENSOR
センサ
周辺監視センサ

光、電波、超音波によりクルマ周囲の人や物体を認識するセンサや、加速度や角速度を計測し自車位置を特定するセンサの研究開発を進めています。
乗員モニタリング

車内の人の状態をセンシングし、安全で快適なモビリティ体験の提供を目指します。
LiDAR技術

開発したSPAD受光素子により物体からのレーザ反射光を高精細に検出し、空間分解能の高い距離情報を得ると共に、カメラのように背景光も取得することができ、環境認識の高性能化に貢献します。
さらに、次世代LiDARの研究開発も進めています。
※これは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託および助成業務の成果を(一部)活用しています。
ミリ波レーダー技術

電波を使用するため、天候の影響を受けにくいレーダーです。
高分解能化を目指し、研究を進めています。
人状態センシング

従来はセンシングできなかった人の状態を、複数のセンサをフュージョンすることで検知できるような技術を研究しています。
SYSTEM ON CHIP
SoC
従来システムの高度化、自動運転、通信機能

モビリティの頭脳となるSoCは、更なる進化が求められています。
SoCの概略図

次世代の明るいモビリティ社会に向け、各所と連携して半導体開発を推進
次世代の車載半導体を早期に開発するためには、自動車メーカやモビリティサービス事業者(サービサー)、スタートアップ企業、半導体関連企業、大学・研究機関とのより強固な連携が重要だと考えています。ミライズテクノロジーズはこの連携の中心を担い、グローバルなステークホルダーとの直接的なコラボレーションによって、モビリティの発展に貢献していきます。
半導体技術者も積極的に採用しています。詳しくは、ページ下部に記載の各採用サイトよりご確認ください。
公的研究費の管理体制についてはこちらをご確認ください。